2022/05/09
皆さんこんにちは。神奈川県横浜市を拠点に、水まわりをはじめとする住まいのリフォームを手がけるユウホームカスタムです。
お風呂では、快適性やお掃除などをめぐる問題がよく発生します。その中でも特に悩んでいる方が多いのが、見た目にも不快で臭いも気になる「カビ」です。
お風呂は体をきれいにする場所だからこそ、カビがある汚れた状態は防ぎたいですよね。そこで今回は、お風呂でカビが発生する原因や、カビの発生を防ぐための対策をご紹介します。
■お風呂のお悩みの定番・カビ！ 発生する原因は？
お風呂はとにかくカビが発生しやすく、どれだけ掃除をしてもまた生えてくるので、あきめてしまっている方も多いと思われます。では、なぜお風呂はこれほどまでにカビが発生しやすいのでしょうか？ その原因は、お風呂特有の環境にあります。
種類にもよりますが、カビは「湿度60％以上（特に75％以上）」「20℃～30℃の温度」「豊富な栄養源」という3つの条件がそろうと爆発的に繁殖します。お風呂はお湯を使うので、カビが大好きな湿気がとても多い場所です。加えて入浴中～入浴後は温かく、石鹸カスや皮脂汚れといった栄養源まであるため、カビが非常に繁殖しやすいのです。
なお、カビそのものはお風呂も含め、どこにでも存在しています。いわゆる「カビが生えた」状態というのは、カビが大量繁殖して目に見えるようになっただけなのです。一見きれいに見えるお風呂でも、隅の方や天井などにカビが潜んでいることは多く、少し油断するとあっという間に繁殖してしまいます。
■お風呂でのカビ発生を防ぐ3つの対策
お風呂は毎日利用する場所ですから、常にカビがない状態にしておきたいものです。しかし、毎日のように隅々まで掃除をするのは負担が大きく、現実的ではありません。そこで、いつでも簡単にできるお風呂のカビ対策3選をご紹介します。
・十分に換気する
最も基本的かつ重要な対策は、しっかりとお風呂の換気をすることです。湿度60％未満で温度もなるべく低い状態を保てば、カビの繁殖を抑制できます。浴室換気扇は、原則として24時間回しておきましょう。換気扇がない場合は、入浴後に必ず窓を開けて湿気と熱を逃がしてください。余裕がある時は、水切りワイパーで水滴を切るのも有効です。
・お風呂から出る時に熱湯をかける
カビは高温に弱く、シャワーで50℃のお湯を5秒間かけると死滅します。繁殖を予防するためであれば、1週間に1回壁などにお湯をかけるだけで十分です。お風呂から出る時に、浴室全体をお湯で洗い流しましょう。すでに繁殖したカビがタイルの目地の深いところにまで入り込んでいても、50℃のお湯を90秒間かければ退治できます。ただし、火傷には十分ご注意ください。
・冷水をかける
お湯をかけてカビを死滅させても、そのまま放っておくとだんだん温度が下がり、カビが繁殖しやすい温度になってしまいます。そこで、お湯の後は冷水をかけ、カビが繁殖しにくい温度まで一気に冷やしましょう。もちろん、お湯によるカビ退治を行わない日でも効果的です。
■リフォームでカビが発生しにくい浴室にする選択肢も！
上記のカビ対策を行っても、カビの発生を確実に防げるわけではありません。毎日のようにお風呂を使用している限り、湿度・温度・栄養源というカビの発生原因をなくすことはできないからです。
そこで、さらに効果的な方法として、カビが発生しにくい浴室へのリフォームを検討してみましょう。
たとえば、目地があるタイルをパネルに交換したり、浴槽やラックをステンレス製のものに交換したりすると、それだけでカビが生えにくくなります。
これらの建材はカビが発育しにくく、それでいて掃除はしやすいからです。また、浴室乾燥機を設置して、入浴後すぐにお風呂を乾燥させるのも効果があります。
一度発生してしまった頑固なカビは、簡単に除去することができません。だからこそ、発生確率自体を下げるリフォームが有効なのです。
もちろん、デザインや保温性・断熱性、床の滑りにくさ、バスタブやシャワーの使いやすさといったポイントとのバランスも考慮する必要があります。
まずは専門業者に相談して、リフォーム計画をしっかり立てましょう。
ユウホームカスタムは神奈川県横浜市を拠点に、神奈川・東京・埼玉・千葉エリアに対応しています。このエリア内ではお見積もりは無料です。
お風呂リフォームの施工実績は豊富で、施工日数をできる限り短くしつつ、限られたご予算内でもお客様のご要望を叶えるプランをご提案させていただきます。
水まわりやお住まいのリフォームを検討されている方は、お気軽にご連絡ください。