2021/10/08
皆さんこんにちは。神奈川県横浜市を拠点に、水まわりをはじめとする住まいのリフォームを手がけるユウホームカスタムです。
寒い冬は外に出るのがつらく、最近は新型コロナの問題もあるため、家でのんびり過ごす方も多いでしょう。しかし、家の中にも危険は潜んでいます。それは「ヒートショック」による死亡事故です。毎年多くの方が亡くなっていますが、どうすればヒートショックを防げるのでしょうか。今回は、ヒートショックを防ぐための浴室リフォームについてご紹介します。
■ヒートショックとはどんな現象？
ヒートショックは、体が急激な温度変化にさらされることでダメージを受ける現象です。人間の体は、気温が高い時は血管が拡張して熱を発散し、気温が低い時は血管が収縮して熱を逃がさないようにします。そのため、気温の高い場所と低い場所を行き来すると、血圧の乱高下や脈拍の異常が発生し、さまざまな健康被害につながるのです。
引き起こされるトラブルとしては、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、大動脈解離、脳貧血によるめまいなどがあります。いずれも死亡事故につながりかねない重大な疾患です。厚生労働省では、ヒートショックによる死者数が年間1万9000人に上ると推計しています。これは交通事故による死者数の5倍～6倍という数字であり、危険性は非常に高いといえるでしょう。
■ヒートショックが起きやすい人や状況、予防策は？
ヒートショックが最も起きやすくなる時期は、12月～2月の冬場です。この季節は気温が下がる一方、リビングなどでは暖房を使用するため、暖房をつけている場所とつけていない場所の温度差が大きくなります。暖かい居室と寒い廊下・トイレなどを行ったり来たりしているだけで、ヒートショックのリスクがあると考えなければなりません。
中でも、特に危険なのが入浴時です。脱衣所や浴室はリビングなどに比べて室温が低く、しかも服を脱ぐので血圧が急上昇します。それから湯船につかると、今度は体が温まって血圧が急低下するため、ヒートショックが非常に起きやすいのです。熱いお風呂や一番風呂、飲酒後の入浴だとさらにリスクが高まります。
また、65歳以上の高齢者は、ヒートショックを起こしやすい傾向にあります。高血圧・糖尿病・動脈硬化・不整脈・睡眠時無呼吸症候群・肥満なども、ヒートショックの因子です。もちろん、それ以外の人でもヒートショックが起きないとは限りません。
予防策としては、浴室や脱衣所を暖房で温め、お湯の温度は41℃以下にしておきましょう。こうすれば温度変化が小さくなり、ヒートショックのリスクを低減できます。入浴前にシャワーでお湯をまく、かけ湯をする、ゆっくりお風呂から上がる、食後や飲酒後の入浴を避けるといった対策も有効です。そして、入浴する時は必ず家族に伝え、心配なら様子を見に来てもらうといいでしょう。
■ヒートショック対策になる浴室リフォーム
浴室でのヒートショックを防ぐ上で最も有効なのは、リフォームによって浴室の機能を高めることです。脱衣所や浴室は寒いイメージがありますが、最新の建材や設備を導入すれば、冬でも暖かい空間が作れます。おすすめの浴室リフォームの方法を見ていきましょう。
・浴室暖房
浴室暖房を設置し、入浴前に浴室を暖めておくと、居室との温度差がなくなってヒートショックを防ぐことができます。洗濯物の乾燥にも使えるので一石二鳥です。
・洗面所暖房
衣類を脱ぐ洗面所・脱衣所も、浴室と並んで寒さが気になる場所です。洗面やメイク、ヘアセットなどにも使うため、意外と多くの時間を過ごしています。湯冷め対策にもなりますから、浴室とあわせて暖房を設置しておきましょう。
・ユニットバス
昔からある在来工法の浴室は、外気の影響を受けやすく寒いものでした。しかし、パーツを組み合わせて作るユニットバスは、家の骨組みと別構造になるので外気の影響を受けにくく、冬でも浴室内の温度を保ちやすくなります。思い切ってユニットバスに切り替えてしまうのも1つの選択肢です。
・断熱リフォーム
浴室の壁・窓・タイルや浴槽などを断熱性能の高いものにすると、浴室内部を暖かく保ちやすくなります。それに加え、住宅全体の断熱リフォームを行ってもいいでしょう。建物自体が外気の影響を受けにくくなるので、部屋ごとの温度差が小さくなり、どこにいても快適でヒートショックの危険も少ない家ができ上がります。
■浴室リフォームなら実績豊富なユウホームカスタムへお任せ！
ユウホームカスタムは神奈川県横浜市を拠点に、神奈川・東京・埼玉・千葉エリアに対応しています。このエリア内ではお見積もりは無料です。施工実績は豊富で、工期を極力短くしたスピーディーな施工が可能。限られたご予算内でも、お客様のご要望を最大限に叶えるプランをご提案させていただきます。水まわりや住まいのリフォームを検討されている方は、お気軽にご連絡ください。